宣誓
私、平極ルミは本記事に定義する有害活動と同様の発信を行う者および集団とは、一切関わりを持たないことを宣誓します。
2022月2月21日 平極ルミ
有害活動追放運動宣言
- 有害活動を利用しない
- 有害活動を恐れない
- 有害活動に金を出さない
- 有害活動と交際しない
- 有害活動にならない
有害活動の定義
・警察等の行政機関が提示する暴力団及び悪徳業者が行う不当要求や商法•話術と同様の行為を、自覚の有無を問わず、繰り返し行なっている者
有害活動例
・相手を脅して恐怖を植え付ける者
・失言や言葉尻をとらえて因縁をつけたり、整合性がとれない言動を繰り返す者
・街宣車による嫌がらせなど、不特定多数に対して吹聴や陽動をする行為と、同等の効果がある書き込みをネット上で行う者
・合法的な営利活動を装って不当な資金及び人気獲得活動を行う者
・虚栄心や自己顕示欲が強く、自らの実績や所属を誇示し、なめられると強く反発する者
・「掟」「メンツ」「仁義」「クスリ」など、暴力団の説明に用いられるような単語を多用し、いちいち反社を意識させる者
・忌憚のない意見を述べ合えるネットの性質を考慮しない言動をする者
有害活動の弊害と注意点
・有害活動が一般当事者とコミュニケーションをとっている様子が日常化していると、本物の暴力団や悪徳業者などの反社会組織が当事者界隈に介入しやすくなってしまいます。
・反社や悪徳業者は「合法」であることを盾に、他者の感情を逆撫でするようなことであっても己の利益の為に平気で実行します。自らは動かず、他人を利用することが常套手段です。
・有害活動がそれらと同等の手口(個人情報を握るなど)を用いた加害を行っても、相手が暴力団でないなら警察や暴追センターは暴対法では動けません。つまり被害にあった人は暴力団から受ける加害と同等の生活被害を受けながらも、自分の貴重な資産と時間を消費して弁護士を頼るしかなく、専門性に沿った正しい対処法を知らないと泣き寝入りすることになります。
・有害活動はネットの書き込みも活動の一部と認識します。例えば不特定多数が利用するSNS上を、あたかも「自分が経営するお店の店内」や「自分が主催したイベント会場の敷地内」のように認識します。その歪んだ認知により、批判など友好的ではない書き込みを「業務妨害・誹謗中傷・信用毀損・名誉毀損」などと攻撃扱いし、法的措置をとってきます。特に出版や出演など企業媒体で活動をしている有害活動者には要注意です。暴力団員が相手を畏怖・誇示する時に組の名刺や事務所を持ち出すように、有害活動は肩書きや実績(出版・出演等)、取引企業を利用します。
・有害活動との紛争沙汰に巻き込まれることを避ける為、有害活動のおかしな特徴に言及する人が減ります。その末に有害活動の発信が野放しとなり、当事者に対する偏見がより定着してしまう上、批判者がいないことから無垢な人が信用できる人だと思い込んでしまいます。
追放運動の意義
過去や暴力団や悪徳業者に属していた人が、改心の意を背景にして、その当時の体験などを発信することは問題ないと考えます。神戸連続児童殺傷事件の容疑者「少年A」も2015年に「絶歌」という事件当時の経緯や心境などを綴った書記を出版しましたが、それも問題ありません。いずれも大衆心理に正対しているからです。元暴力団の意見が元暴力団の意見だと認知されている。元悪徳業者の意見が元悪徳業者の意見だと認知される。元少年Aの本が元少年Aの本だと認知されている。その上で彼らの発信が存在している。なんにも問題ありません。
当宣誓で指摘している有害活動はそれとは全く異なります。暴力団や悪徳業者の病的な思想や悪質な手口が、社会性の低いフォロワーたちの同調意見や営利活動によるメディアの広報など、それらの言葉に覆われることにより、社会的意見の一部としてカモフラージュされているのです。そのような思想や手口が、「健全な意見や選択」として認知されていることはよくないことです。周囲から「それは反社・悪徳業者の思想・手口である」と認知されているべきです。
しかし、有害活動はそのような面があることを自分からは言わず、それらの言及に対して法的措置をとろうとします。第三者に法的措置をふっかける為に著名人に喧嘩を売る炎上商法をするタイプもいれば、そもそも自覚がないタイプもいます。
有害活動は感情を煽る書き込みを繰り返すので、特にSNS上では「無垢の当事者」からのフォローを集めやすく、活動規模が大きくなりやすいです。SNSはスレッド式のように1つのツリーを共有するのではなく、やりとりが利用者それぞれの場所に派生していくので、掲示板台頭時代の「荒らしは放置」という場当たり的な注意喚起では抑止できません。
そんな「無垢の当事者」は社会人経験の偏り故に、目の前の行為が社会通念からみて暴力団及び悪徳業者が行う不当要求や商法、話術と同様の行為であっても、フレーズさえ整っていれば善人や正義であると認知し、応援してしまいます。そして有象無象の繋がりによる「無形の暴力団」が形成されます。そのような、自分を信じて頼り、怒りに共感する無形の信者をつくること、それが有害活動の狙いです。自分のいいなりにできるからです。そうして有象無象は死ぬまで「周囲より賢い選択をしている」と思い込みながら、有害活動に時間や資産を吸収されます。
リアルでは家庭環境や職場での境遇に苦しみ、ネットでは反社や悪徳業者も同然の存在を社会正義だと思い込んで応援している。ググれば10秒とかからずわかる「本当の評判」にも気づけない。悲惨すぎます。そのような被害者を減らす為にも、誰にでもわかるように定義を明瞭にし、一人一人がその有害性を理解して運動意識を持つことが重要です。
参考資料
本宣誓及び有害活動例は「公益財団法人 暴力団追放運動推進都民センター」の「暴力団追放三ない運動」や、警察等行政機関が提供する資料を参考にした内容です。
※赤枠は当方で加えたもの