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ブログ開始日 2021年12月31日

当ブログの考察は当事者の体験に基づく内容です。ご了承の上でお読みください。

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はじめに/目次

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言壁の棺 — 発達障害考察ブログ

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のうがき―第1部 了



 第4章をもちまして、『言壁の棺』の本編、第1部を完了とします。4月頃までかかるかなぁ、と思いつつ書いてましたが、思いのほか早く終わりました。

 本記事はその完了に伴う話ですが、本作はまだ続きますのであとがきではありません。ただののうがきです。

 

 本作の構想は『発達障害考察本2:心理校閲』の製作中(2019年頃)に始まりました。と言っても、その当時は私が個人的に余生の中で向き合っていこうと思っただけでした。

 本を書いている最中にも、発達障害と依存症、衝動性と麻痺、言葉の依存性と心身への影響、それらの考察が進んでいくわけですが、それは考察本2の内容に含めたいことではありませんでした。発達障害を改善するという点においては欠かせない観点ですが、あまりにショッキングですし、症状を改善したいだけならそこまで知る必要がないからです。

 しかし昨今、悪徳商法や反社会性を帯びた活動をする当事者が目立ってきました。それが個人間レベルの紛争で済む小規模なものではなく、商業書籍の出版やメディア出演など大手企業の営利活動上で行われており、問題提起や注意喚起が必要だと考えるようになりました。

 現に私も当事者活動の中で何度も緊張する目に遭いました。特に自分が理事に就任した当事者発起のNPOが詐欺活動も同然だったことや、医療監修をしている人から秘書に誘われて働いたらその人がなんにも知らない人だった件は、この問題を考える上では外せない体験です。

 警備士という職業柄の使命感?と聞かれれば、全く関係がないとは言えません。職業がら不当要求対策として暴対法や悪徳商法については専門で学びますからね。とりわけ暴力団を想起させる手段を使う者のことは厳しい目で見ています。

 

   ◇ ◇

 

 今から30年ほど前まで、市民が暴力団に目をつけられても、警察は民事不介入の原則により積極的な対処ができませんでした。しかし平成4年に「暴力団対策法」(通称、暴対法)ができたことにより、法の力で警察も介入することができるようになりました。

 しかし、暴力団と同等の手段を使う者が及ぼす加害は、それがどれだけ暴力団っぽくても暴力団員ではありませんから、暴対法で警察は動けません。そういう人に目をつけられて被害にあった人は、暴力団から受ける加害と同等の生活被害を受けながらも、30年前の暴対法がなかった時代の人たちのように、自分の貴重な資産と時間を消費して弁護士を頼るか、泣き寝入りするしかないのです。そんなもん、ダメに決まってますって。

 

 本作の制作にかけた精神には、発達障害という学問に向けた私の個人的な探究心だけではなく、「こういう人が増えてほしくない」「こういう人を応援してほしくない」という、いち市民の社会的感情が含まれていることを理解してくだされば幸いです。

 

 第2部の再開時期は未定ですが、本作は生涯をかけて関わりたいと思っている作品です。気長にお付き合いくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

2022年2月12日 平極ルミ