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ブログ開始日 2021年12月31日

当ブログの考察は当事者の体験に基づく内容です。ご了承の上でお読みください。

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言壁の棺 — 発達障害考察ブログ

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私の海辺⑪—結婚生活



結婚生活(静寂4—社会性—低)

 

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図の根拠

 上記図は前回と同じである。右端にパチスロ依存を表す浸水部分があり、海(脳)の影響に振り回されつつも、自分を基準に思考できている状態である。社会性に大きな変化はないとした。

 この時期も紆余曲折あったが、感情が荒れても元の静寂状態に戻ることができた。仕事の習得もできたので、浸水状態は一部だけと考えた。

 

放浪旅中の注目点

  • 結婚生活はパチスロ依存に悩みつつも個人事業主としてネットショップを始める形でスタートした。妻は近所へアルバイト。共働き。
  • 開業初年度の忙しさのどさくさを利用して禁煙に成功。
  • ネットショップは目論見通りに売り上げが伸びず、1年少々で副業化して転職活動をした。その時のハローワークの担当者の勧めで発達障害の再診察を受けた。アスペルガーの診断が下りた。
  • 発達障害の診断を得たが、障害者手帳の申請から発行まで数ヶ月かかることを知り、工場にクローズ入社した。業務は習得できたが、発達障害をカミングアウトした時からパワハラが始まり、1年半ほどで自主退職した。
  • 工場退職後は副業化したネットショップを本業に戻した。また個人事業主として働く傍ら、発達障害の当事者活動を始めた。前世ブログを始めたのはその頃である。
  • パチスロは数ヶ月に一度行ってしまう程度の頻度だったが、一度行ってしまうと数万円ほど使ってしまうので深刻な問題だった。それがある時、カリギュラ効果との関係に気づき、パチスロ依存を克服できた。
  • ネットショップは市場事情の変化についていけず廃業を決意。転職活動の末に警備会社に就職した。

 

解説

 ネットショップ、工場への就職、発達障害の考察ブログや映画制作といった当事者活動などいろいろやったが、いつも頭の片隅にパチスロ依存に対する悩みがあった。真剣に止めたいと思っていたのに、どうしても打ちたい衝動に抗えなかった。この悩みは津波となって意識を荒らすこともあった。

 それでもネットショップや工場での業務に支障はでなかった。ネットショップでは開業届けから青色申告の帳簿の付け方など、商工会や税務署を頼ってできるようになったし、工場では練度が必要な作業を除いて習得には苦労しなかった。パワハラさえなければ今も働いていたと思う。

 どちらも言葉を主に使わない職場環境だったから、症状に振り回されずに済んだと考えている。

 

   ◇ ◇

 

 パチスロ依存は工場退職後、ネットショップを本業に戻してから克服できた。数ヶ月我慢できていたのに出先でふらっと寄ってしまい、その時は2万円つぎ込む前に席を立つことができたのだが、帰り道に違和感を覚えた。1万円少々の投資では満足できないはずなのに、帰り道ではパチスロを打ちたい気持ちが鎮まっていた。その気づきから「打ちたくなる気持ちは、止めたいという気持ちから発生している」ことに気がついて、止めたいと思うことを止めることで克服できた。実際この気づき以降、一度もパチスロに行っていないし、打ちたいという衝動に振り回されることもない。

 

   ◇ ◇

 

 結局ネットショップは市場事情の変化に対応できず、閉店することになった。その転職活動中、ネットを通してとあるテレビ番組の医療監修者から秘書業務への誘いがあり、障害特徴への理解がある職場で働きたかった私は誘いに乗ることにした。が、その人はなにも知らない人だった。それとは別に、秘書業務のデスクワークでは、電話応対や資料整理など能力的にそつなくできるはずのことができなくなり、発達障害が再発した。その体験を通して「あぶり出し型脳」に気がつき、その考察はパチスロ依存克服の言語化を踏み台にして、「発達障害の依存症説」にまで発展した。

 


定型発達の場合

 下記図は比較用に作成した、同時期における定型発達ケースの海辺モデルである。

 

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 また前回と同じ図である。年齢は20代後半から30代前半を想定している。