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ブログ開始日 2021年12月31日

当ブログの考察は当事者の体験に基づく内容です。ご了承の上でお読みください。

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言壁の棺 — 発達障害考察ブログ

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私の海辺①〜⑦【総括】—ずっと浸水状態であることの恐ろしさ



 ここまで、放浪旅前の自分の半生を海辺モデルを使って再解釈した。基本となる「静寂・津波・浸水」に変化をつけながら置き換えていったわけだが、この海辺モデルはどんな境遇でも精巧に表現することができた。

 放浪旅前の自分はなにをどう頑張っても学習ができなかった。やろうと思ったことは続かず、やめようと思ったことはやめられなかった。それらは依存症特有の麻痺そのものであり、海辺モデルの浸水状態で表現できた。

 「洪水」状態や「黒い海」は執筆中に思い付きで加えたもので、基本モデルに「津波」があったおかげで思いつくことができた。思っていた以上に汎用性が高い。

 

   ◇ ◇

 

 浸水状態のまま活動してもいいことはなにもない。自分や相手を楽しませてノリノリになる時くらいしか都合の良い時はないだろう。それで生きていければ苦労しない。報酬が得られない者から自殺する。依存症とはそういうものだ。

 しかし、現代社会は浸水状態に見られる特徴を個性として受け入れる方向に舵を切った。今後も発達障害は増え続け、それは次世代にも遺伝する。そのうち症状とすら思われなくなるだろう。それはもう誰にも止められない。

 

   ◇ ◇

 

 発達障害を改善したい者は、自分が生誕時あるいは幼児期から浸水状態にいると想定し、なんとかして静寂状態にする方法を考えなければならない。①症状の主要因となる言葉の使用量を減らし、②習得機会が得られなかった能力を訓練で再習得し、③その後も言葉を主に使わない生活様式を心がけて生きる。

 この3つさえ実現できれば発達障害をほとんど気にしなくてもいい日常を過ごすことができる。

 その方法は拙著や本編に記したので読むことをお勧めする。