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ブログ開始日 2021年12月31日

当ブログの考察は当事者の体験に基づく内容です。ご了承の上でお読みください。

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言壁の棺 — 発達障害考察ブログ

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人格意識のとらえ方④—『海辺モデル』(浸水)



『海辺モデル』(浸水)

 

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 海辺モデルの「浸水」とは、「自分」と「社会性」が「脳」の影響を持続的に受けている状態のことである。定型と非定型の双方にとって、平常時が感情的だったり衝動的だったりする状態である。平常心の静寂状態と誤認しやすいので注意が必要である。

 

   ◇ ◇

 

 「浸水」に値する意識の具体例を出す。

 

・明日会社で上司に怒られるから辛い、誕生プレゼントが楽しみ、人生が辛いなど、不安や期待、悲しみ、希死念慮などの強い意識が持続している状態。

・定型発達者がうつ病統合失調症などの精神疾患を抱えてまだ間もない状態。

発達障害者のように、生まれつきか幼児期の頃から脳の影響を受けていて、自分と社会性が平均的ではない模様で形成された状態。

 

   ◇ ◇

 

 浸水状態は津波と同様に自分と社会性が麻痺し、意識の主導権が脳の衝動性に奪われている状態にあるが、津波との違いはこれが一過性ではなく長期持続していることにある。

 

   ◇ ◇

 

 浸水状態は津波の後に陥る場合と、生まれつき浸水していた場合があると考える。例えば平均的な社会性を習得した定型発達者が、仕事で大きなミスをして鬱病になった場合は「津波の後」だといえる。

 発達障害には先天性説が定着しているが、幼児期の虐待でも同様の症状を抱える場合がある。子供の頃に受けた虐待の影響で発達障害の症状を抱えた場合も、津波の後だと考える。

 育成環境が虐待的ではなく平均的だった、にも関わらず幼児期から症状が発現しており、且つ両親が元々なんらかの依存傾向にある場合は、生まれつき浸水状態だったことが疑える。

 

   ◇ ◇ 

 

 本来は浸水も時間経過と共に引いていくが、この社会で生きている限り衝動性や感情が煽られる為、工夫しないと浸水の回復よりも悪化する力の方が上回ってしまう。

 特にこの当事者は言葉を使うだけで症状が悪化してしまう為、浸水状態のまま一生活動して生涯を終える者がほとんどである。