御アクセスありがとうございます

ブログ開始日 2021年12月31日

当ブログの考察は当事者の体験に基づく内容です。ご了承の上でお読みください。

初めての方はこちら

はじめに/目次

 このウィンドウは画面内のどこかをタッチ/クリックすると閉じます。

言壁の棺 — 発達障害考察ブログ

Calm or fact. Choose either.

幕間71:発達障害には一次障害だけではなく三次障害もある



 発達障害の話をしていると「二次障害でうつ病を〜、統失を〜」なんて話が出る。一次障害を「発達障害」としているわけだ。しかし、三次障害の話は出てこない。当事者たちはその点で勘違いをしているのではないかと、私は考える。

 

 まず先天的に発達障害を抱えていたとしよう。この時点で脳の衝動性が強かったり、前頭葉あたりに麻痺を起こしているわけだ。これが一次である。「生まれつき精神疾患を抱えている」と観察してもいいと思う。

 

 そのコンディションが解消されないまま成長したとして、生きづらいゆえにうつ病などの精神疾患を抱えたとする。これが二次障害として扱われる。

 

 その後、一次と二次の障害を抱えていたことにより、習得機会が得られずに獲得できなかった能力が出てくる。例えば、過度なケアレスミスの要因として集中の仕方が習得できなかったり、失言の原因として、感情の起伏に惑わされない意識の保ち方がわからなかったりする。

 これらは初めから抱えていた症状ではなく成長の結果なので、少なくとも一次ではないし、二次とも違う。順当にいって「三次障害」と扱うべきだろう。

 

 このように集中できない症状には、一次障害の衝動性が原因の時と、三次障害により習得機会が得られなかったケース、少なくともその2パターンがあるはずだ。その2つが複合という話もありなら、それだけで3パターン。

 これは集中を例にしているがあらゆる症状に対して言えることだ。

 

 実際に私は放浪旅を終えた時点でケアレスミスとコミュ障が大きく改善されていた。これは一次障害が鎮静したことによる変化だと指摘できる。しかし精度の維持には苦慮した。ちょっとしたことで感覚のピントがずれた感じ。だから独自にトレーニング方法を考案して感覚のピントが合っている状態を定着させた。

 これは本記事で話した「習得機会が得られなかったことにより三次障害」が関係していて、トレーニングによって能力を獲得したことにより解決できたケースだと言える。