御アクセスありがとうございます

ブログ開始日 2021年12月31日

当ブログの考察は当事者の体験に基づく内容です。ご了承の上でお読みください。

初めての方はこちら

はじめに/目次

 このウィンドウは画面内のどこかをタッチ/クリックすると閉じます。

言壁の棺 — 発達障害考察ブログ

Calm or fact. Choose either.

プログラミング忘備録7:Kindleのペーパーバック本製作に挑戦



 今日は1日Kindleのペーパーバック作成をやっていた。くっそ疲れたけどなんとか校正刷りを注文するところまで進めることができた。てこずったところを簡単にまとめておく。

 

PDF作成

 現在はGoogleドキュメントから原稿を「.txt」で落とし、Sigilでepub3に整形するという流れでkindle本を作っているが、Amazon.co.jpのペーパーバックの原稿はpdfでしか受け付けてくれない。しかしGoogleドキュメントからpdfでエクスポートするとレイアウトがなんかおかしくなる。Sigilで整形したepubをpdfに変換するなど、いろいろやったけどうまくいかなかった。とにかく見た目がおかしくなる。

 その途中で、紙媒体本だから目次と全ページにページ番号が必要であることに気づき、更に頭を抱えた。

 

 これを全部解決してくれたのが、なんともうお払い箱だと思っていた「calibre」だった。Sigilで整形したepubcalibreで読み込み、calibreから目次設定をした上でpdfでエクスポートし、オンライン編集サイトを利用してページを入れ替える、という流れだ。Kindleで使った原稿データのepubをそのまま使えたのでとても助かった。

 

 ただし2手間かかる。というのも、calibreはpdf出力をするにあたって、ページ番号つきで目次を生成できるのだが、なぜかその生成される目次が巻末にくっつくので、巻頭に移動させる必要がある。また、元の目次(ページ番号なし)を削除する必要もある。元の目次ページは出力前にファイルごと消せるが、消すとpdf出力時に目次が正しく生成されないので残しままやる必要がある。

 これは削除と移動するだけなのでまぁ楽。問題はこの後。

 

 巻末に目次が生成される都合上、ページ番号を調整する必要もある。これは。calibreでPDF出力する際、「本を変換」後の設定画面内の、「PDF出力」の「ページ番号マップ」にjavascriptの式を入れることで解決できる。ペーパーバック作成はこの目次とページ番号の生成が解決できずに諦めた人も多いと思うので、校正刷りの出来栄えを見た上で、後日ちゃんと記事にしたい。

 

 今回試しに作った本を例にやり方を簡単に書いておく。「本文1p〜61p」の本で、その後に62p(元の目次1ページ)と、63p64p(生成される目次2ページ分)で、全64pの本だ。

 後からオンラインPDF編集ツールを利用して、「62p目にある元の目次」を消し、生成される目次「63p目と64p目」を文頭に移動するのだが、ページ番号に「63」「64」と記載されているし、その後の本文は「1」から始まるので、このままだとページ番号の割り振りがおかしくなる。(ページ番号が頭から63、64、1、2、3、、、という順番の本になる)

 

 そこで出力前の段階で、「ページ番号マップ」の項目に「if (n > 61) n - 62; else n + 2;」というjavascriptの式を記述する。こうすることで、本文が「3p」から始まり、生成される目次(63〜64p)には「1」「2」とページ番号が割り振られるようになる。

 javascriptには詳しくないが、「n」は元のページ番号のことを指していて、この式は「頭から61ページ目までは元のページ数(n)に+2した値を表示しろ、それ以降のページ(62p以降)は元々の数(n)から62をひいた値をページ数として表示しろ」という命令式のはず。

 だから本文は1ページ目のページ番号がn+2により、「3、4、5、、、」と始まっている。(1+2、2+2、3+3、、、となるから)

 で、巻末の「元の目次 1ページ分」と「生成される目次 2ページ分」には、「0・1・2」というページ番号が割り当てられている。(62−62、63−62、64−62の値がページ番号として割り振られるから)

 

 生成後、PDF編集オンラインラービスにファイルを放り込み、「0」となる元の目次ページを消し、1・2ページ目となる「生成された目次ページ」を文頭にもっていきコンバート。これで「文頭の目次ページは1p、2p。その後の本文は3pから」というページ番号通りのpdfファイルを作ることができる。

 

 変換に使ったサイトはこちら。

 

表紙の作成

 表紙+背表紙+裏表紙分のサイズの表紙pdfデータを用意する必要がある。これも最初はどうしたもんかと悩んだが、丁寧に解決されているサイトを見つけることができた。


 やってみると思いのほか簡単なのでぜひ挑戦してみてほしい。

 

 

 余談だが今日の作業をしている中で、Googleドキュメントのスペルチェック機能の偉大さを知った。誤字脱字チェッカーや音声読み上げツールを使って何重にも確認した上で誤字脱字を取り除いてきたけどまだ残っていた。今後は活用していきたい。