まじ疲れた。やっと全作Sigilでの作り直しが終わった。唯一心残りがあるが、今後の為のテストということでいいだろう。
Googleドキュメントにある原稿を「.txt」で落としてSigilで読み込み、CSSで整形しながら一本の本として完成させる。これが基本の流れである。整形といっても全文読み返しながらだし、CSSを1から作っていくから手間はかかる。
書き込んだCSSは2冊目、3冊目と引き継いで育てていったが、途中からぐちゃぐちゃになった。機能はしているが整理されてない感じ。A型としては気になるところである。でんでんコンバーターでつくったepubからCSSだけもらったほうがよかったかもしれん。
心残りというのは「発達障害考察本1.5」のことである。ページ数があまりに多かったので、Googleドキュメントから落とす段階で「.txt」ではなく「.epub」形式で落として、初めからついているHTMLタグとCSSに手を加えて整形する、という方法で完成させたのだ。txtからだと1から全部整形することになるので流石に無理、と思ってこうした。
最終的に「.epub」で完成させるのだからこの方がいいように思うかもしれないが、Googleドキュメントからエクスポートしたepubには明らかにいらないタグと最適化されていないタグが多すぎて、その箇所の把握と整形だけでかなりの作業量になる。Googleドキュメント上では空白行を改行でつくるが、CSSでは行間で表現する。そういうところでミスマッチが起きてしまうのだ。
いらないタグの中にはないと困る部分と同じ記述のものもあり、そのせいで一括置き換えで変えるってわけにもいかないし、あってもなくても表示上に影響がないものでも実は必要だったりするタグの場合、私には消していいかどうかの見分けがつかない。そこまでのコーディングスキルはない。
そんなわけで作業的にはページ分割と改行と行間の調整が大半なのだが、それでも半日かかりだった。
時間をかけてでも1から自分でやるべきかどうかを考えたら、市販のプログラムにだっていらないコードがそのままなんてことはざらにあるので、これはこれでヨシとした。
Googleドキュメントから落としたepubを電子書籍ツールで再形成してepubにする、というだけなら前世ブログでも書いたcalibreでやったことと同じだが、Sigilで再形成したことによりepub2.0だったのをepub3.0にすることができた。それだけでも意味のある作り直しだったと思う。
様子を見てAmazon側からエラーのお知らせが来なければ作り方を記事にしようと思う。