エビデンスは大事である。私が発達障害の原因を言葉の依存症とし、症状が悪化をしないよう言葉を遠ざける生活様式を意識していることも、自分の経験と考察から得られた結論によるものであり、これもエビデンスである。
その上で、一般消費者にも浸透している範囲のエビデンスには倣うように選択する。それくらいのことだとエビデンスっていうか常識として語られるけど、そこから外れた後に問題が起きた時のことを考えると、おとなしく習っておいた方が良いと思う。
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発達障害の界隈では怪しい治療法や偏見が蔓延しやすいことから、エビデンスを慎重に気にしている人が多い。偏見だと思うが特に親界隈で目に付く。
適切な選択のようで、そこには疑問もある。エビデンスを基準にすることで行動にも制限がかかる。しかし人生の豊かさや能力の成長というものは、エビデンスだけでは計れないものがある。
私もエビデンスを意識しているが、自分のエビデンスが得られるまでの行動にエビデンスが基準になったことなんて1つもない。そんな私は自他共に症状を改善できたと言われている。
エビデンスを意識している人たちは改善できていないし、発達障害は治せないと信じている人も多い。
エビデンスを参考にするのはいいけど、答えと同義ではないことを念頭にしたい。自分の判断を信じる為に使うものだと私は思う。