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ブログ開始日 2021年12月31日

当ブログの考察は当事者の体験に基づく内容です。ご了承の上でお読みください。

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言壁の棺 — 発達障害考察ブログ

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幕間6:発達障害の改善と民間療法の関係



 民間療法と一口に言っても説明の仕方は色々あるが、「医師や医療機関による観察・指導が行われていない治療」全般をざっくり指す言葉という認識で間違いではない。「伝承として長く伝わっている方法」「科学的なエビデンスに基づいていない」というニュアンスが濃いが、それも具体的な基準があるわけではない。私の発達障害改善法も民間療法の類だと言って間違いではない。

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 発達障害の改善方法を調べると、この民間療法がたくさんヒットする。中には医者が監修しているものもあるが、医師個人の見解と観察に留まるもので、未だに確立された術が常識として広く定着していないのが現状だ。

 それでも治し方の話はどんどん増えていく(笑

   ◇ ◇

 発達障害の改善法が増えていく現状にはちゃんと理由がある。大体の症状は衝動性を鎮めることにより起きなくなるので、いろんな方法が「改善の条件」を満たしてしまうからだ。

 例えば昨晩参加した発達障害トークをするオンラインチャットでは、症状の緩和に通ずるとしてヨガやスポーツの話があがったが、それらはやってるあいだ依存症の要因である「言葉」を遠ざけることに伴い、脳の衝動性が鎮まるから効くのである。

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 身も蓋もないことを言えば、静かな公園でぼーっとしているだけでも同様の効果は得られるのである。通勤ルートの騒がしさも要チェックだ。喧騒のない静かな道ならかなり好条件である。ただ、効果の大小には差があるので、短時間でも大きな鎮静効果が期待できるスポーツや瞑想、ヨガなどは貴重な術だと言える。「ペットを飼う」や「起業して従業員を雇って指示する役になる」も言葉のアウトプットができるので、同様の効果が期待できる。

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 逆に別の依存症を上書きすることで「治った」と錯覚する例もある。例えば宗教がそうである。これはその宗教の教えを習得する過程でその宗教に関する言葉の依存症になり、人格が上書きされることによって、以前の人格意識と連動して発生していた症状が出なくなるから、治ったと認識できるのである。

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 「風邪薬を飲んだら元気になった」のは、実は薬と一緒に飲んだコップ一杯の水のおかげだった、という話がある。風邪ではなくて、ただの水分不足だったわけだ。発達障害にもそれと同じような話がこれからもどんどん出てくることが予想できる。

 

 私は「既に人類は発達障害の治療法を知っている」と考えている。