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ブログ開始日 2021年12月31日

当ブログの考察は当事者の体験に基づく内容です。ご了承の上でお読みください。

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言壁の棺 — 発達障害考察ブログ

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昔話29:映画鑑賞を途中でやめるを繰り返して図書館の人を困らせた話



 小学生の頃の話。小5の時だったかな?

 近所にある市立図書館ではレーザーディスクで映画が観れた。無料である。利用したい人は予約用紙に観たい映画と人数を書いて受付に持っていく。予約時間になったら受付でヘッドフォンとレーザーディスクを受け取り、あとは席で鑑賞。観終わったら受付に返却。

   ◇ ◇

 週末にはよく父と一緒にレンタルビデオ屋へ行き、戦隊ものや怪獣ものの映画を借りた。いつの間にか映画好きになっていた私にとって、いつでも映画が観れるこの図書室のシステムは私にとってオアシスだった。

   ◇ ◇

 それが小5の頃からだったと思うが、映画を観ていると落ち着かなくなり、椅子に座っていられなくなってしまった。それがどうしようもなく我慢できなくなった時は、「お母さんから帰ってこいって電話があった」と受付に嘘をついて、利用時間の途中で席を空けていた。

   ◇ ◇

 それが何度目かの時に、とうとう受付のおじさんから注意をされた。「きみがいつもね、途中で観るのをやめるから、席が空いてるのになんで使えないんだと他のお客さんから苦情がきているの。もう途中でやめるなら、今度から禁止にするからね」

 当然の注意だった。私が早く席を開けたからといって、次の人が早く観られるわけではない。自分の行いがどの範囲まで迷惑をかけているのかは理解できた。

   ◇ ◇

 この最初に受けた注意は「はい、わかりました」と言って聞き入れた。しかし私は二週間後にまた同じことを繰り返した。「今度はちゃんと最後まで観るぞ。観れるぞ」と意気込んで利用したが、やっぱり席に座ってじっとしていることがたまらなく辛くなってしまったのだ。

 その時の受付の人はマジで怒っていた。(なんなんだこの子)は、という目をしながら「あかんって言うたやろ」と呟くように言った。私はその出来事をきっかけに図書館へ行くのをやめた。