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ブログ開始日 2021年12月31日

当ブログの考察は当事者の体験に基づく内容です。ご了承の上でお読みください。

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言壁の棺 — 発達障害考察ブログ

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昔話28:なんにも調べないで「埋蔵金」とだけ言って授業を止めた話



 このエピソードはよく覚えている。強すぎる衝動性に意識の主導権を奪われていた小学生の私でも、「勉強だった」と思っているエピソードがあり、これはその内の1つである。

 小5だったか小6だったか、授業は社会だったか歴史だったか、そこは忘れたがここからは大丈夫。

   ◇ ◇

 徳川家康の話になり、先生が「徳川家康のことで知ってることある人は手をあげていいましょう」と言った。私は光の速さで手をあげて先生に当ててもらい、威勢よく言った。「埋蔵金!」と。

   ◇ ◇

 私はそれで授業に参加しているつもりだった。でも先生の表情は曇った。そしてため息をついたあとに言った。

「あのね、くるみちゃん。みんなは授業の時間にね、おうちで勉強して、調べてきたことを言ってるんだよ」

 たしかこんな言葉だった。

   ◇ ◇

 少なくとも、私の言ったことの何がどうダメ、という内容ではなかった。みんなはこうしている、という話だった。それだけで十分だった。私は反省した。テレビで見たことを思いつきで言っただけだった。それではダメなのだ、ということがわかった。

 

 翌日にはそんなこと忘れていつもの私に戻ったのであった。