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ブログ開始日 2021年12月31日

当ブログの考察は当事者の体験に基づく内容です。ご了承の上でお読みください。

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言壁の棺 — 発達障害考察ブログ

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昔話16:中学生の時、授業中にしんしんと泣いた話



 中2の時の授業中、泣いてしまった。中学生になってから学校生活がなんにもうまくいかなくて、自分は悪魔のような奴らからいじめられてると思っていたのに、実はおかしかったのは自分の方で、しかも嫌われてていたのに気づかないまま普通に話しかけてて、そんで小学校からの友達にも嫌われて、「こんな奴は死ねばいい」って自分に対して思っている内に涙が溢れてきた。

   ◇ ◇

 周りに気づかれないようにしたかったけど無理だった。隣の席の女子が「大丈夫?」と聞いてきた。無言のままウン、ウンと頷いた。しばらくて、先生が近づいてきて「大丈夫か?」と小声で聞いてきた。私はまたウン、ウンと袖で目の周りを拭きながら頷いた。

   ◇ ◇

 普通にしているつもりなのに、なんでこんなことになるのかがわからなかった。それでも今の自分がおかしいことと、今の自分の物差しはなんにも当てにならないことは理解できた。

 今こうして自分の日常を直視して悲観している自分だっておかしいのかもしれないし、おかしいのかもしれないと思えているこの視点の自分だって、未来の自分はおかしかったと結論づけるかもしれない。そこまで考えても全部覆るかもしれない。それでも考えつづけるしかないんだ、と自分に言い聞かせた。

   ◇ ◇

 この頃の境遇を振り返ると、当時の自分は間違いなく何らかの精神疾患状態だった。授業中にとるノートの文字も速記したみたいにぐちゃぐちゃで読めなかったし、思考と言動と、表に出す様子は喜怒哀楽のどれかしかなかった。

 学校側は「この生徒は精神病の疑いがある」と親に話すなりカウンセラーを呼ぶなりするべきだったと思う。ただそれは普通はそうするべきだろって話で、今の私の考え方としては、それがベストアンサーだとは思わないのでしてほしいとは思わない。それでも、実際に学校側からメンタルサポートが一切なかったことを良かったとも思わない。

   ◇ ◇

 もしそういう支援や配慮があったら、間違いなく今の自分の人生はなかったと思う。

 あの時の自分の境遇はどうあるべきだったか、今の私にもわからないのだ。

 

 1つだけわかることは、当時の私は「学校で失敗したのだから、答えの鍵は学校にあるはずだ」という漠然とした確信があり、不登校はせず学校には休まずに通い続けた。それは正しかったと思う。