第2—1章 私の海辺
ここまで、放浪旅前の自分の半生を海辺モデルを使って再解釈した。基本となる「静寂・津波・浸水」に変化をつけながら置き換えていったわけだが、この海辺モデルはどんな境遇でも精巧に表現することができた。 放浪旅前の自分はなにをどう頑張っても学習がで…
一人暮らし(洪水2—社会性—低) 図の根拠 家業就職期の注目点 解説 定型発達の場合 一人暮らし(洪水2—社会性—低) 図の根拠 上記図は、前回の家業就職期と同じ図である。洪水状態ではあるが若干の社会性が維持されている状態。渚である自分の領域は洪水の…
実家暮らし(洪水2—社会性—低) 図の根拠 実家暮らしの注目点 解説 定型発達の場合 実家暮らし(洪水2—社会性—低) 図の根拠 上記図は、洪水状態ではあるが若干の社会性を維持している状態を表現した。渚である自分の領域は残したが、洪水の影響で狭くした…
高校生期(浸水3—社会性—低) 図の根拠 高校生期の注目点 解説 定型発達の場合 高校生期(浸水3—社会性—低) 図の根拠 上記図は、浸水状態のまま社会性が少し増え、自分(渚)が少し広がった様子を表現した。社会性にほぼ変化はないとした。平常時は自分の…
中学生期:前半(洪水—社会性—未熟2) 図の根拠 中学生期(前半 中1〜中2半ばまで)の注目点 解説 中学生期:後半(浸水2—社会性—低) 図の根拠 中学生期(後半 中2半ば〜卒業まで)の注目点 解説 定型発達の場合 中学生期:前半(洪水—社会性—未熟2)…
小学生期(浸水—社会性—未熟2) 図の根拠 小学生期の注目点 解説 定型発達の場合 小学生期(浸水—社会性—未熟2) 図の根拠 幼児期から浸水状態を引き継ぎ、少し社会性が発展した様子を表した。周囲の声が増えたので浸水エリアを広げた。社会性は幼児期より…
幼児期(浸水—社会性—未熟) 図の根拠 幼児期〜保育園期の注目点 解説 定型発達の場合 幼児期(浸水—社会性—未熟) 図の根拠 幼児期。上記図は意識全体が浸水したまま、その上に社会性が築かれていく様子を表した。自分という感覚は全然ない。 流石に自分の…
第2部は第1部4章にて提唱した「海辺モデル」を基に、自伝の再解釈を試みる。(脳が認識する半生など所詮は創作。ならば「自伝」という他ないだろう) 第2部は基礎編が予備知識なので、未読者は読了後に読むように。 生誕時(浸水—社会性—未発展) 図の根…