第1—4章 言壁の棺
放浪旅前の一人暮らしをしていた頃、精神状態のやばさがピークになった時のことを誰に教わったわけでもなく「ビックウェーブ」と言っていた。実際、大きな波に自分の意識がさらわれるような感じになるし、時間が経てば鎮まるところも現実の津波に似ていると…
『海辺モデル』(浸水) 海辺モデルの「浸水」とは、「自分」と「社会性」が「脳」の影響を持続的に受けている状態のことである。定型と非定型の双方にとって、平常時が感情的だったり衝動的だったりする状態である。平常心の静寂状態と誤認しやすいので注意…
『海辺モデル』(津波) 海辺モデルの「津波」とは、「自分」と「社会性」が「脳」の影響を受けている状態のことである。定型と非定型の双方にとって、感情的だったり衝動的だったりする状態である。 ◇ ◇ 「津波」に値する意識の具体例を出す。 ・「このスイ…
『海辺モデル』(静寂) 海辺モデルの「静寂」とは、「自分」と「社会性」が「脳」の影響を受けていない状態のことである。感情的ではなく、自分を基準にしたまま社会的判断もできる状態であると考える。その社会性は平均的な模様であり、定型人生者にとって…
私は発達障害が依存症であると気がついたと同時に、人格そのものが依存症の症状にすぎないことにも気がついた。 その考察を基に人格意識を図解で表したものが下図の「海辺モデル」である。 海辺モデル(静寂) 海の部分が「脳」。社会の部分が「社会性」。そ…