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ブログ開始日 2021年12月31日

当ブログの考察は当事者の体験に基づく内容です。ご了承の上でお読みください。

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はじめに/目次

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言壁の棺 — 発達障害考察ブログ

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本編

のうがき―第2部 了

またのうがきを垂れます。 私が発達障害を知ったのは2006年頃でした。親が自己破産して店を畳むか私が借金を引き継ぐか、そのゴタゴタの中、母の仕事のやり方が非効率すぎることに違和感を覚えて、記憶を頼りにネットで調べた言葉が「片付けられない症候…

発達障害の水際対策⑧—考察し、「普通」を見抜く

自分は普通とは違う。当事者の誰もが想うことだろう。しかし、その「普通」は本当に普通と言えるものだろうか。 転職の末に流れ着いた警備士の職場で、私の「普通」の基準は大きく塗り替えられた。 ◇ ◇ 警備業にはいろんな種類があり、私は「第二号警備業務…

発達障害の水際対策⑦—あるべき生活様式を知り、守る

発達障害は言葉の依存症、と繰り返し言っているが、遠ざける対象は言葉だけではない。衝動性が煽られる要因を減らす為に、依存症の対象として考えられるもの全てを遠ざけるべきなのだ。たばこ、酒、ギャンブル、ゲームは勿論、テレビやネットなどの情報、歌…

発達障害の水際対策⑥—改善の基準を決める

発達障害の改善を試みている時に困るのが「なにを以って改善とするか」だ。開頭して脳の状態をチェックできるわけでもないし、特別な検査機器を使って脳波などを計測できるわけでもない。それらができたとしても、見るべきところはどこなのか。 どれだけ改善…

発達障害の水際対策⑤—症状の性質を理解する

依存症を克服する上で不可欠となる条件が「依存要因を遠ざけること」である。アルコール依存ならお酒、ニコチン依存なら煙草、ギャンブル依存ならギャンブル、そして発達障害なら言葉を遠ざける。 ただ、発達障害の場合は言葉を遠ざけただけでそれで解決、と…

発達障害の水際対策④—「ライフハック」「傾聴」は症状の悪化要因

依存症状態に陥った人格意識を回復域にする為には、なんとかして言葉を遠ざける必要がある。この言葉社会においてそれは大変難しいから、「遠ざけている時間を多くつくる」が現実的な選択となる。例えばジョギングなどのスポーツ、瞑想や睡眠がそれにあたる…

発達障害の水際対策③—依存症は人格化する

依存症の状態とは、健常的な意識に依存症なる部分がくっついている。あるいは健常的な意識の一部、または意識全体がその症状になってしまう、そんな感じだろうか。いずれにせよ多くの人がまず「健常的な意識か脳」を立てて、次に「依存症の症状」を取り込む…

発達障害の水際対策②—「障害」から「依存症」へ

発達障害の水際対策をする上で何よりも重要なことは、「障害」という認識からの脱却である。障害ではなく「依存症」と扱って向き合うことが欠かせないスタンスだと考える。ここで言う「障害」とは、一般常識として浸透している「障害=治せないから障害」と…

発達障害の水際対策①—「改善法」を選択肢として

数年前に受けた空港警備に関する座学で「水際対策」という言葉を聞いた。伝染病や犯罪など有害なものが上陸するの防ぐ為に、空港などで実施される検疫や検査のことだ。別に空港に限ったことではなく、ある境界線で行われる有事対策全般に使える単語だと思っ…

私の海辺⑧〜⑫【総括】—回復域に達することの重要性

放浪旅は人生を一変させた。ケアレスミスの頻度は激減し、変なコミュニケーションもしなくなった。仕事も能力相応に習得できるようになったし、そこからのステップアップも視野に入れて務めることができた。奇声やフラッシュバック、不眠といった数々の精神…

私の海辺⑫—現在

現在(静寂3—社会性—中) 図の根拠 現在の注目点 解説 定型発達の場合 現在(静寂3—社会性—中) 図の根拠 上記図は前回から浸水部分を無くし、社会性が発展している状態を表現した。「私の海辺⑥〜⑧」の「定型発達の場合」で用いた海辺モデルと同じ図である…

私の海辺⑪—結婚生活

結婚生活(静寂4—社会性—低) 図の根拠 放浪旅中の注目点 解説 定型発達の場合 結婚生活(静寂4—社会性—低) 図の根拠 上記図は前回と同じである。右端にパチスロ依存を表す浸水部分があり、海(脳)の影響に振り回されつつも、自分を基準に思考できている…

私の海辺⑨—(再)実家暮らし

(再)実家暮らし(静寂4—社会性—低) 図の根拠 放浪旅中の注目点 解説 定型発達の場合 (再)実家暮らし(静寂4—社会性—低) 図の根拠 上記図は、前回の図にパチスロ依存を表す浸水部分(右端の方)を加えた図である。海(脳)の影響に振り回されつつも、…

私の海辺⑨—東京暮らし

東京暮らし(静寂2—社会性—低) 図の根拠 放浪旅中の注目点 解説 定型発達の場合 東京暮らし(静寂2—社会性—低) 図の根拠 上記図は、海(脳)の影響に振り回されつつも浸水にはならず、自分を基準に思考できている様子を表現した。東京暮らしはおよそ3年…

私の海辺⑧—放浪旅中

放浪旅中(静寂—社会性—低) 図の根拠 放浪旅中の注目点 解説 定型発達の場合 放浪旅中(静寂—社会性—低) 図の根拠 上記図は、洪水状態が引くと共に浸水状態も解消され、若干海の影響は強いものの、定型発達の静寂状態のように「海・渚・社会」が分かれてい…

私の海辺①〜⑦【総括】—ずっと浸水状態であることの恐ろしさ

ここまで、放浪旅前の自分の半生を海辺モデルを使って再解釈した。基本となる「静寂・津波・浸水」に変化をつけながら置き換えていったわけだが、この海辺モデルはどんな境遇でも精巧に表現することができた。 放浪旅前の自分はなにをどう頑張っても学習がで…

私の海辺⑦—一人暮らし

一人暮らし(洪水2—社会性—低) 図の根拠 家業就職期の注目点 解説 定型発達の場合 一人暮らし(洪水2—社会性—低) 図の根拠 上記図は、前回の家業就職期と同じ図である。洪水状態ではあるが若干の社会性が維持されている状態。渚である自分の領域は洪水の…

私の海辺⑥—実家暮らし

実家暮らし(洪水2—社会性—低) 図の根拠 実家暮らしの注目点 解説 定型発達の場合 実家暮らし(洪水2—社会性—低) 図の根拠 上記図は、洪水状態ではあるが若干の社会性を維持している状態を表現した。渚である自分の領域は残したが、洪水の影響で狭くした…

私の海辺⑤—高校生期

高校生期(浸水3—社会性—低) 図の根拠 高校生期の注目点 解説 定型発達の場合 高校生期(浸水3—社会性—低) 図の根拠 上記図は、浸水状態のまま社会性が少し増え、自分(渚)が少し広がった様子を表現した。社会性にほぼ変化はないとした。平常時は自分の…

私の海辺④—中学生期

中学生期:前半(洪水—社会性—未熟2) 図の根拠 中学生期(前半 中1〜中2半ばまで)の注目点 解説 中学生期:後半(浸水2—社会性—低) 図の根拠 中学生期(後半 中2半ば〜卒業まで)の注目点 解説 定型発達の場合 中学生期:前半(洪水—社会性—未熟2)…

私の海辺③—小学生期

小学生期(浸水—社会性—未熟2) 図の根拠 小学生期の注目点 解説 定型発達の場合 小学生期(浸水—社会性—未熟2) 図の根拠 幼児期から浸水状態を引き継ぎ、少し社会性が発展した様子を表した。周囲の声が増えたので浸水エリアを広げた。社会性は幼児期より…

私の海辺②—幼児期

幼児期(浸水—社会性—未熟) 図の根拠 幼児期〜保育園期の注目点 解説 定型発達の場合 幼児期(浸水—社会性—未熟) 図の根拠 幼児期。上記図は意識全体が浸水したまま、その上に社会性が築かれていく様子を表した。自分という感覚は全然ない。 流石に自分の…

私の海辺①—生誕時

第2部は第1部4章にて提唱した「海辺モデル」を基に、自伝の再解釈を試みる。(脳が認識する半生など所詮は創作。ならば「自伝」という他ないだろう) 第2部は基礎編が予備知識なので、未読者は読了後に読むように。 生誕時(浸水—社会性—未発展) 図の根…

のうがき―第1部 了

第4章をもちまして、『言壁の棺』の本編、第1部を完了とします。4月頃までかかるかなぁ、と思いつつ書いてましたが、思いのほか早く終わりました。 本記事はその完了に伴う話ですが、本作はまだ続きますのであとがきではありません。ただののうがきです。…

人格意識のとらえ方⑤—「壁」と「選択」

放浪旅前の一人暮らしをしていた頃、精神状態のやばさがピークになった時のことを誰に教わったわけでもなく「ビックウェーブ」と言っていた。実際、大きな波に自分の意識がさらわれるような感じになるし、時間が経てば鎮まるところも現実の津波に似ていると…

人格意識のとらえ方④—『海辺モデル』(浸水)

『海辺モデル』(浸水) 海辺モデルの「浸水」とは、「自分」と「社会性」が「脳」の影響を持続的に受けている状態のことである。定型と非定型の双方にとって、平常時が感情的だったり衝動的だったりする状態である。平常心の静寂状態と誤認しやすいので注意…

人格意識のとらえ方③—『海辺モデル』(津波)

『海辺モデル』(津波) 海辺モデルの「津波」とは、「自分」と「社会性」が「脳」の影響を受けている状態のことである。定型と非定型の双方にとって、感情的だったり衝動的だったりする状態である。 ◇ ◇ 「津波」に値する意識の具体例を出す。 ・「このスイ…

人格意識のとらえ方②—『海辺モデル』(静寂)

『海辺モデル』(静寂) 海辺モデルの「静寂」とは、「自分」と「社会性」が「脳」の影響を受けていない状態のことである。感情的ではなく、自分を基準にしたまま社会的判断もできる状態であると考える。その社会性は平均的な模様であり、定型人生者にとって…

人格意識のとらえ方①—『海辺モデル』(基礎編)

私は発達障害が依存症であると気がついたと同時に、人格そのものが依存症の症状にすぎないことにも気がついた。 その考察を基に人格意識を図解で表したものが下図の「海辺モデル」である。 海辺モデル(静寂) 海の部分が「脳」。社会の部分が「社会性」。そ…

当事者の本当の境遇【総括】—「言葉」で狂う脳と共に生きる当事者

3章の総括として、重要部分を3つに分ける。 発達障害の本当の境遇の総括 その1「言葉で狂う脳」 生誕時から教育などで用いられる言葉の影響により、脳の依存性、すなわち「衝動性」と「麻痺」が増強される。この現象は、胎児の時から始まっている可能性も…