言壁の棺

Calm or fact. Choose either.

発達障害の治療①―回復施設の草案

発達障害は言葉を要因とする依存症であり、回復するには「言葉の使用量」を減らすことが条件である。そこは他の依存症の治し方と考え方は同じだが、他と違い言葉を断つことはこの社会で活動している限り事実上不可能である。言葉を話す、聞く、読む、聞こえ…

幕間8:体育の先生のアウトドアチェアを盗んだ話

中1の頃の話。ある日、私は家のベランダに手頃な椅子がほしいと思った。 学校の運動場の朝礼台の下には、体育の先生がいつも授業で使うアウトドアチェアが畳んだ状態で置いてあり、それを自分の家で使うことにした。 放課後にフェンスのくぐり門扉から運動…

幕間7:中学の時、卓球部に入部してすぐやめたくなった話

小3か小4の時に、友達に誘われて近所の市民体育館で卓球をした。時間と料金はうろ覚えだが、たしか30分50円とかで卓球台が使えた。テレビゲームで遊んでばかりだった私には刺激の強すぎる遊びで、小5と小6の放課後のクラブはその友達と一緒に卓球ク…

幕間6:小学生の頃、クラスメイトの友達のカードダスを盗んだ話

小学3年生の時だったと思うが、クラスメイトの友達のカードダスを盗んだことがある。 当時の私はファミコンがしたくてたまらない年頃の男の子で、口を開けばゲーム、友達の家に遊びに行けばゲーム、という奴だった。その行動があまりに極端すぎたのか、運が…

当事者考察の意義②―「普通の人になる」ということ

ここまで、依存症・お酒の酔い覚め・カリギュラ効果という医療・心理の知識を用いては話を進めてきた。先に言っておくと、専門用語に頼らず説明することは可能である。一単語に要約できない分それだけ文章は長くなるが。 もともと私の発達障害考察の中に専門…

幕間5:アニメキャラクターの口真似の話

小学4年生だったか5年生だったか、時期ははっきり覚えていないが小学校高学年のどこかで、クレヨンしんちゃんの口真似をしていた時期がある。期間は三ヶ月くらいだったか、半年くらいだったか。これも覚えていない、一年間とかではないと思うが、それなり…

発達障害の正体は依存症④―カリギュラ効果と意識の波について

発達障害の境遇を理解する上で欠かせない観点がある。それが「カリギュラ効果」である。 例えば「このスイッチを押してはいけない」と言われると、逆に押したくなる衝動が強まってしまう心理現象のことだ。 誰にでも起こる現象であり、これ自体は正常な脳の…

幕間4:高校を中退したらニキビが治った話

小4の頃、頬にニキビができた。ポツポツとした頬のできものは数日で顔中に広がり、私の顔面は熟れたイチゴのように真っ赤になった。そのあまりの変化の速さは周囲にもわかったようで、当時の担任は私の顔を見て「すっごい!」と言って驚いた。 元々皮膚は弱…

発達障害の正体は依存症③―症状の考え方について

発達障害は依存症と言ったが、それは発生機序や障害の捉え方の話である。症状の性質について考える時は、「アルコールの酔い覚め」を参考にするとわかりやすい。 発達障害の症状は「お酒に酔ったまま活動した場合に起きてしまうこと」に相当する。と言っても…