言壁の棺

Calm or fact. Choose either.

はじめに/目次

はじめに 方針 目次 本編 第1章 発達障害という学問 第2章 現代社会にもできること 幕間 お断り はじめに 『こいつらを封じ込めるものが必要だ』 そう思った時、壁だと思っていたものが途方もない棺であることに気がついた。私の発達障害考察はそれがただ…

幕間11:遊ぶ約束を断った女子にぶつかる嫌がらせをした話

誰彼構わず遊べるのって何歳くらいまでだろう。少なくとも私は小6になっても、「友達グループ」ってものがよくわかっていなかった。当時を振り返るとそうだったんだと思う。 土曜の放課後や日曜日の遊び方は、誰かの家でテレビゲームをするか外で遊ぶかの二…

幕間10:休日は片っ端から電話をかけて遊び相手を探した話

いつからだったろう。小6の時はそうだった。もしかしたら小5からだったかもしれない。日曜日の私はよく連絡網を片手に電話をかけていた。一緒に遊ぶ友達を探していたのだ。流石に全く接点の無い相手には電話しなかったが、雑談ができる程度の相手には女子…

発達障害の治療②―基礎能力と職業能力の習得

回復域になれたことで脳の衝動性と麻痺が鎮まった。この時点で少なくとも言動の自重がしやすくなっているだろう。しかしそのまま社会に戻ればまた症状に悩む日常に戻ってしまう。だから社会に出る前に訓練をする。 発達障害は生まれつきと言われるくらい、当…

幕間9:授業中徘徊のきっかけ

小学生の頃、私は授業中徘徊をする生徒だった。その最初のきっかけは今もなんとなく覚えている。記憶違いでなければ、私の授業中徘徊はその頃の友達の影響だ。 小1の時、授業中に先生か誰かが、みんなが笑うことを言って、その盛り上がったノリで友達が立ち…

発達障害の治療①―回復施設の草案

発達障害は言葉を要因とする依存症であり、回復するには「言葉の使用量」を減らすことが条件である。そこは他の依存症の治し方と考え方は同じだが、他と違い言葉を断つことはこの社会で活動している限り事実上不可能である。言葉を話す、聞く、読む、聞こえ…

幕間8:体育の先生のアウトドアチェアを盗んだ話

中1の頃の話。ある日、私は家のベランダに手頃な椅子がほしいと思った。 学校の運動場の朝礼台の下には、体育の先生がいつも授業で使うアウトドアチェアが畳んだ状態で置いてあり、それを自分の家で使うことにした。 放課後にフェンスのくぐり門扉から運動…

幕間7:中学の時、卓球部に入部してすぐやめたくなった話

小3か小4の時に、友達に誘われて近所の市民体育館で卓球をした。時間と料金はうろ覚えだが、たしか30分50円とかで卓球台が使えた。テレビゲームで遊んでばかりだった私には刺激の強すぎる遊びで、小5と小6の放課後のクラブはその友達と一緒に卓球ク…

幕間6:小学生の頃、クラスメイトの友達のカードダスを盗んだ話

小学3年生の時だったと思うが、クラスメイトの友達のカードダスを盗んだことがある。 当時の私はファミコンがしたくてたまらない年頃の男の子で、口を開けばゲーム、友達の家に遊びに行けばゲーム、という奴だった。その行動があまりに極端すぎたのか、運が…

当事者考察の意義②―「普通の人になる」ということ

ここまで、依存症・お酒の酔い覚め・カリギュラ効果という医療・心理の知識を用いては話を進めてきた。先に言っておくと、専門用語に頼らず説明することは可能である。一単語に要約できない分それだけ文章は長くなるが。 もともと私の発達障害考察の中に専門…